[お悩み相談]無職で婚活できる?婚活を再開させたい男性の話。

こんにちは。
さいたまで結婚相談所をしているリノマリアージュ副所長 鳥居剛志です。
結婚相談所で出会い、交際0日で結婚した幼.小の先生出身な妻とバツイチ再婚の夫、夫婦2人で仲人をしています。
経験を元に完全サポート!!
無料入会相談、やってます。

結婚相談所での活動を希望する男性。3ヶ月以内に真剣交際まで繋げたいと言いますが…。

今日は「これから結婚相談所で婚活を再開したい」と思っている43歳、男性のお話です。

彼は婚活を始めて、3ヶ月以内に真剣交際まで繋げたいと思っていて、マッチングアプリや婚活サイトなどは使わず、結婚相談所での活動を希望しています。
しかし、そこで少々問題があるのです。

彼は現在無職なのです。

彼は現在、体調を崩しお医者さんから働くことを止められていて、働くことが難しい状態です。

それでも彼は婚活したいと強く願っています。

彼は現在自分で買った持ち家に一人暮らしをしていて、貯金も1000万以上あるそうです。
高学歴で、以前、婚活していた時はそれなりに申し込みもあったそうです。
働いていた時の年収が1000万くらいあり、その頃はモテていたのかもしれません。

以前、結婚相談所で活動していた時に、うまくいきそうだった女性がいた経験から、今回も結婚相談所での婚活を希望しています。
その時出会った女性とはご縁がなかったのですが、「あの時、もう少し他にやれることがあったのでは」と後悔しています。
それは、お互いの時間がとれなくて「会えない」という理由だけでご縁を断ち切ってしまったからです。
お見合いではとても好感触で、彼的には『この人となら結婚したい!』と強く希望し、交際に至ったお相手でした。
けれど、「休日も会えない、夜も仕事が遅く会うことができない」それでは交際を続けていくことが難しいと感じてしまいました。「結婚したい」と思った相手でしたが、お断りをしてしまいました。
もしかしたら、交際を続けていくことができたかもしれません。
けれど、その時はどうしたらいいかわかりませんでした。
そんな経験から、今回はそうならないようにしたいと考えているようです。

彼のお悩みは、【これからどうのように活動したら3ヶ月で真剣交際に繋げられるか】ということでした。

婚活よりも元気になることが優先

まず、大きなハードルになるのが、結婚相談所では‘’無職の男性は入会することができない‘’ということです。
入会規定に「収入のある方」と明記されています。会社員であれば源泉徴収票、自営業であれば確定申告のコピーの提出が必要になります。

僕個人として、結婚相談所で活動したいという気持ちは、嬉しいのですが、結婚相談所での婚活を望むならば「まずは働いてください」としか言いようがありません。
その働くことがドクターストップで叶わないというのであれば、まずは心身の状態をよくしてから活動することをお勧めします。

アプリや婚活サイトで活動することはできるかもしれません。しかし、せっかく活動しても、お相手が見つかる可能性は低いと思います。

彼から「自分の今の状態なら、どんなスペック(性格・特徴・能力)の女性と付き合えるでしょうか?」という質問がありました。

女性のスペック(性格・特徴・能力)を気にしているようでしたが、やはり今の彼では女性とのお付き合いは難しいと思います。
「自分の今の状態なら」とおっしゃっているので、ご自身の状態を把握した上で高望みはしないので、どなたかいらっしゃいませんか?というニュアンスだったのかもしれません。
確かに同じような境遇の人と出会えたら、わかり合えるかもしれません。
しかし、結婚相談所で出会いを求める相手ではないように思います。同じ病気に悩む人の集まりなどに参加した方が、そういった方と出会えるでしょう。

いずれにせよ、43歳ということで焦りもあるかもしれませんが、今は結婚することよりも元気になることが先決だと思います。

交際続けていく方法様々。
捉え方次第どうにかなる

彼は、以前、結婚相談所で交際まで発展した女性がいたと話をしています。
その女性とはご縁が繋がらなかったのは会えなかったからだと思っているようですが、僕は、もっとご縁を膨らませることができたと思います。

彼が強く望んで交際に至ったということですが、交際に至ったということは彼女も印象が良かったということです。

女性は男性とは違い、お見合いしてすぐに情熱的に好き!と熱くなる人は少ないようです。
交際になったといっても、まだまだ彼に対しての思いに半信半疑の状態です。
そういったことを踏まえると、男性がリードしていくことが大事で、積極的に男性からプッシュしないとなかなか進展しないのです。

『2人とも休日が合わない、夜も仕事で忙しい』とありますが、今はオンラインで顔を見て話をすることもできます。
メールや電話を少しすることだってできたかもしれません。
会えないから終わり、というのはとてももったいなかったと思います。「できる可能性」「続けていく道筋」を深く考えず「会えないのは嫌」だから終わりにするという結論をすぐ出してしまったのだと思います。

けれど、もしかしたら女性は待っていたかもしれません。

強く交際を希望するくらい好印象であったならば、もっと深く考え、行動に移すこともできたのではないかなと思ってしまいます。
お相手の思いも聞かず、行動ができなかったということは、相手に歩み寄る気持ちが足りなかったのではないか、と僕は思います。

いかがでしたか?

彼はとりあえず活動する前に、まず元気になることを第一に考えた方がいいです。
身体が元気でいないと、心も元気になりません。

彼の良いところは『3ヶ月以内に真剣交際する』と明確な目標を持っていることです。
しっかり期限を設けて、そこに向けて集中しようとするのは大事なことだと思います。
ダラダラしてしまうと、やれ『もっと良い人がいるんじゃないか』だの先延ばしにしかねません。
そして、婚活をしたい、と思う前向きな気持ちはとても良いことだと思います。

お話を聞く中で、以前の彼は、とても年収も高く、優秀な方だったように感じました。現在も持ち家があり貯金もある。
結婚はご縁ですから、絶対とは言えませんが、元気になって、また働けば可能性はあります。身体の調子を整えて、心と向き合って、前向きに行動していけば、いずれ光も見えてくると思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

参考になれば幸いです。

埼玉 結婚相談所
先生の為の婚活ROOM リノマリアージュ
鳥居 剛志