お見合いやデートから見る結婚生活とは。

こんにちは。
さいたまで結婚相談所をしているリノマリアージュ副所長 鳥居剛志です。
リノマリアージュは結婚相談所で出会い交際0日で結婚した元教員妻とバツイチ夫の夫婦でやっています。
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ぜひ、お試しください。

フィーリングが合うは本物ですか?

お見合いの時にどんなところを見ていますか?
お相手の表情や笑い方でしょうか。
それとも、会話のテンポや話の盛り上がり方などのフィーリングでしょうか。

おそらくお見合いをされている方は、五感をフル活動してお相手を見定めていると思います。
『どんな人なんだろう…。』
『良い人だったらいいな。』
『変な癖はないだろうか。』などと構えてしまうのは仕方ないことだと思います。

お見合いでは実際会った感じ、つまり、お互いのフィーリングなんかを確認していったりすると思います。

でも、そのフィーリングって本物でしょうか?

お見合いでは、書類上で気に入った人にお申し込みをしています。
そして、その気に入った人にOKもらってお見合いに至るわけです。
男性なんかはお申し込みしても断られることが多く、お見合いが決まった時なんかそれはそれは嬉しいものです。

女性でも、お気に入りの人にお申し込みしてOKされたら嬉しいはずです。
ただ、女性はいきなり気持ちが入る人は少ない人が多いようで、『まだ会ってみないとわからない。』とクールな面もあるようです。

いずれにせよ、お見合いになれば期待もするでしょうし、気持ちも上がるものです。

だからこそお見合いでフィーリングが合うというのは勘違いなんじゃないかと僕は思うのです。
なぜなら、先ほども言ったように期待して気持ち上がっているわけです。
会って数秒、第一印象で全ては決まると言われていますが、その第一印象でクリアすると『この人いいかも…』とさらに期待は増すわけです。
そうすると、次のステップに行きたいという希望が湧きます。
つまり、仮交際したいと思うわけです。
そしたら皆さんどうしますか?
気に入られようとしますよね。
気に入られようとするということは良いとこしか見せないようにしようとする。
猫を被り出すわけですよね。
そんな猫を被った状態でフィーリングが合うとか合わないとか判断できないと僕は思うんです。
だからお見合いではなるべく判断せずに、生理的に無理とかでなければ、仮交際して本当にフィーリングが合うのか見定めることが必要なのだと思います。

隠し通せない結婚生活。

フィーリングが合うかどうかを確認するためにデートを重ねるわけですが、その際に気をつけないといけないことがあると思います。

それは、お見合いやデートの時に隠しきれない性格を見極めることです。
隠しきれないなんて言うとあまり聞こえは良くないかもしれませんが、悪い意味ではありません。
人はどんなに猫を被ったとしても、隠しきれないところってあると思うんです。
例えば、わかりやすいところだと、すごくおしゃべりな人だったなんてことは隠したってすぐにわかってしまいます。

そんな性格を見極めること、当たり前ですが、とても重要です。
だって、結婚するんですから。

先ほども書きましたが、お申し込みしても全然ダメなのに、お見合いまでいけて、その上、交際にまで発展できたなんて、舞い上がってしまいます。
気に入られたい気持ちも増すわけです。
で、自分の良いところしか見せないようにするわけです。

でも、結婚して生活する上で、ずっと隠し通せますか?
絶対に無理でしょう。

以前、髪の毛が薄い人がカツラを被ってお見合い、交際し成婚したのですが、カツラを隠したまま結婚してしまったのです。
言い出せない彼は、妻にお風呂場に入ることを禁止したり、妻より後に寝て、妻より先に起きるという生活を始めたそうです。
しかし、そんな努力も虚しく、あっという間にバレるわけです。
幸い離婚にまでは至らなかった、というか、笑い話になったようなので事なきを得たわけですが、そういうことです。
隠そうとしても、毎日生活する中では無理があります。

だからといってお見合いから、最初のデートから自分の素を出せということではありません。
最大限自分が良く見えるようにするのは必要だと思います。
しかし、無理をしないということだと思います。
自分を良く見せるのは自分の良い部分をクローズアップして表現するということ、無理して偽るのとは違います。

また、自分本位になるのとも違います。
『自分らしく』と自分らしくあることを勘違いして相手への配慮なしに自己中心的になることも違います。
自分を偽るのと相手へ配慮するのとは違うのです。

そういった自分を良く見せた上で、お相手への配慮を欠かさないことが必要なのではないでしょうか。

お話好きな妻の結婚後の姿。

当たり前ですが、結婚したら毎日が日常になります。

お見合いやデートでお相手がどんな人なのかをよく見ることが重要なのは誰もわかっていることだと思いますが、その見るという視点を“結婚生活”に当てはめてみたらいいと思います。

おしゃべりな女性は、結婚後もおしゃべりになります。

僕の奥さんがまさにそれでした。
お見合いの時やデートの時、とにかくお話が好きでした。
僕はもっぱら聞き役でしたね。
奥さんにそれを言えば『そんなことない』と言われそうですが、自然とそうなったんだと思います。

デートの場所など僕が主導していましたが、実際は奥さんが主導していましたね。
デートは奥さんが行きたいところをピックアップしてましたし、会話も奥さんが興味があることを率先して選んでました。
なので、表向きは僕がイニシアチブを握っていたように見えても、実際は奥さんがとってたということなんだと思います(笑)

そして結婚生活が始まりました。
当然、お話好きな奥さんは結婚してもお話が好きなのです。
僕は聞き役になったというわけです。
いや、僕は不満なわけではないですよ。
むしろ、話すのがあまり得意ではないので助かってます。
それに、話すのが好きな奥さんが楽しそうにしているのを見るのは幸せです。
不満はありませんが、お見合い、デート、結婚生活を経て『なるべくしてなった』と感じました。
『思えば、最初に会った時からわかっていたことも多かったな』と今なら思えることがあります。
お見合いの時には見ていたけど、見えてなかったんだと思います。
うまく言えませんが、気に入られたいがために自分のことばかりに必死だったのかもしれません。

お見合いやデートで良い顔しても垣間見える本当の顔をよく見てください。
そして、その本当の顔と今の自分を照らし合わせて本当にやっていけるのかを判断した方がいいと思います。

それが、本当にフィーリングが合うということなのではないでしょうか。

さて、いかがでしたでしょうか?

結婚相談所で活動して結婚するって、相手の全てを知ってから結婚するわけではないので、お見合いやデートしてる時にこの人が結婚後どうなるかを常に想像する事が大事なのかもしれません。

もしくは、お見合いやデートの時に良い子ぶった自分で結婚後もあり続けるという選択肢もあります。

先ほど、絶対に無理とは言いましたが、良い子ぶった自分がいずれ本当の自分になればいいわけです。
自分の素が良い子になればいいんです。
無理せず良い子になれればそれでいいのです。

いずれにせよ、いつか見るだろう相手の本性や、いつか見せるであろう自分本性を反発するのではなく、お互いが受け入れられるといいですね。
そのために、できるだけ普段から自分らしくを心掛けるといいかもしれません。

今日はこの辺で…。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

参考になれば幸いです。

埼玉 結婚相談所 リノマリアージュ
鳥居 剛志