[お悩み相談]婚活がうまくいかない30代男性。本当に結婚できる?

こんにちは。
リノマリアージュ副所長 鳥居剛志です。

今日のお悩みは、30歳男性の方です。

彼は、1年前の29歳の時に結婚相談所に登録をして婚活を始めました。
結婚相談所での在籍は1年ちょっとなのですが、途中で一度活動休止しているため、活動期間としては約10ヶ月です。

10ヶ月での活動状況としは…、
お見合い申し込み人数=約60件
お見合い成立数=8件(3名はまだお見合い未実施)
仮交際に発展した数=2件(2件とも自らお断りした)
真剣交際への発展した数=0件

彼は今の状況は全く成果がなく、成婚退会はかなり難しいと思っています。
そのため自信を失くしてしまい、活動そのものが消極的になってしまっているようです。

この先、成果を出していくためにはどうしたら良いか悩んでいます。

ちなみに、彼のお仕事は臨床検査技師です。職場は男性の多い職場で他部署とは関わりがなく出会いがないそうです。
年収は400万〜450万で、彼は自分自身の年収を少ないと感じているとのことです。

30代男性がお見合い成立するのはどのくらい?

それでは、お悩み解決していきたいと思います。
僕が思うに、彼の活動の仕方は決して悪くないです。
妥当か、あるいは、良い方かと思います。

僕が結婚相談所で活動していた時は1ヶ月に、約40人お申し込みをして、お見合いが成立したのは2人でした。
知人の婚活中の男性も、お申し込みをしても、ほとんどお断りされる状況です。
結婚相談所で活動する人の中には、どれだけ申し込んでもお見合いに至らないという方もいらっしゃいます。

結婚相談所で活動する男性のお見合いの成立率はおよそ1割だと言われています。これは人によってかなり差があるので一概に言えませんが、彼は1割以上お見合いが成立しています。
そういう意味でも彼の活動は順調な範囲だと言えると思います。

そもそも、自分が惹かれた女性にお申し込みをして、お見合いが決まっているということだけでも、かなりの成果だと僕は思います。

「努力する」か「諦める」かの二択

結婚相談所で活動する20代、30代の男性は比較的需要があります。
20代、30代で活動している男性会員さんがあまり多くないということや、30代後半になる女性は同世代か年下を好む方が多くなるという傾向があり、アラサー男性の方は比較的出会いの場面が多くなってくると思われます。
男女とも、年代が上がってくると年下を好む傾向があります。

彼のステータスを客観的に見てもポイントが高いと思います。
仕事と年収しかわからないので、はっきりしたことは言えませんが、女性が特に気にされる年収部分で言えば、都内在住だとすれば普通ですし、地方在住だとすれば高い方だと思います。
いずれにせよ申し分ないのではないでしょうか。

それでもお見合い成立率が上がらないのは、彼の好みが高すぎるのかもしれません。つまり、高嶺の花に手を出し過ぎているということです。
彼がお申し込みした50人ほどの女性は彼を選ばなかったわけです。
なぜ、選ばれなかったのでしょうか。それは彼が女性たちにとって好みではなかったからです。理由は人それぞれ違うでしょうけど、彼女たちに彼は自分が魅力的だと思ってもらえなかったのです。

ではどうすればいいのか、というところですが、彼がお見合い成立率を上げるためには、「自分が求める女性の条件を見直す」もしくは、「自分が求める女性に選んでもらえるようになること」が必要だと思います。
更には、現時点で彼を選んでくれる女性はどういう人なのかを知る必要もあると思います。
自分を変えていくという意味では、自分が「本当に求めている女性」を知り、高嶺の花に選んでもらえるように自分自身を高めていけると、成果が上がってくると思います。

最後に

彼は仮交際に発展した女性が2人いましたが、2人とも真剣交際に発展せずに交際が終了してしまいました。
どうして自ら仮交際を終了させてしまったのかは具体的には分かりませんが、自分の気持ちが真剣交際に至るほどではなかったということだと思います。
しかし、「自ら断っている」ということは、自分に選択できる余地があり、そこにはある一定の成果が出ているということだと思います。
決して「成果が出ない」と落ち込むところではないと思います。

また、「自信を失った」とありますが、その気持ちもよくわかります。
自分が思った以上に活動できていないことで、今の自分、というのを否が応でも突きつけられているわけです。そこは一旦受け入れて、どうしたいいかを考えることをオススメします。
彼はお見合いもできて、仮交際もできているわけですので、彼にはまだまだできることがあると思います。まずは自身の棚卸しすることから始めていくと良いかと思います。

「成果が出ない」のも「自信を失った」のも結局自分自身の問題です。
出会いを引き寄せ、そして、出会いを成就させるためには成就するように自分が変わっていく必要があると思います。
そうして自分が変化していくことで、周りの扱い方が変わり、成功体験をすることで自信もついていくと思います。

いかがでしたでしょうか?

婚活の成果を出すためには、彼の「自信を失った体験」を次に生かしていくことが大事です。その中で自分自身が変わるためには、特に自分の視点だけでは気づかない部分を変える必要があり、客観的な視点でみることが必要です。
彼は結婚相談所で活動していて相談する仲人さんがいらっしゃると思います。うまくいくためには何を意識し、どこを変えていけばいいのかなど、客観的な視点でアドバイスを受けることを積極的に活用して欲しいと思いました。

さいたま結婚相談所
先生の為の婚活ROOM リノマリアージュ
副所長 鳥居 剛志