[お悩み相談]高望みの婚活。シンデレラに憧れる女性の話。

こんにちは。
さいたまで結婚相談所をしているリノマリアージュ副所長 鳥居剛志です。
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結婚できない姉。高望みから目を覚まして欲しい。

シンデレラを知っていますか?
知らない人は少ないと思います。
身分が低かったにも関わらず、舞踏会に行き王子様と出会い結ばれるというお話です。
そんなお話を模して成功した人のことを、シンデレラストーリーと言ったりします。
例えば、名もないシンガーソングライターがたまたま有名なプロデューサーの目に留まり売れていくといった話です。

今日は、そのシンデレラストーリーに憧れる49歳女性の話ですが、今日の相談は妹さんの方からです。

妹さんは、姉が自分の置かれた状況を客観的に見ることができず、婚活の理想が高止まりしていることに心配しています。

お姉さんの理想の相手は、年収が700万以上で結婚経験あり、それも離婚している人でなく死別している人がいいと言うことです。
その理由としては、『45歳を過ぎて結婚していない男性は何か問題があるはずだ。だから売れ残っている。』と考えているようで、さらには『バツイチも問題がありそう』と言うことです。
パーティーや結婚相談所に通い紹介も受けますが『今更この程度の男性と結婚はできない。』とおっしゃるそうです。

お姉さんがなぜシンデレラストーリーを信じているかと言うと、『婚活を頑張ったおかげて、夢の王子様と結婚できました。』という本当かどうかわからないネットの話を鵜呑みにしているとのことです。

そんなお姉さんですが、彼女自体は年齢が49歳、年収は400万あるかないかぐらいで、容姿は妹さんが言うには若くは見られるが、そんなに綺麗ではないということです。

このままだと姉の老人ホーム選びですら、条件が多過ぎてどこにも入れないのではないかと、家族全員心配しているそうです。

結婚するなら相手に妥協したくない、妥協するくらいなら結婚する必要がないと言う考え方にしばられ、堂々巡りをしていて、自分の婚活市場価値が下落中にも関わらず理想が高止まりしてしまっているお姉さんに、どんなアドバイスをしたらいいか妹さんは悩んでいます。

シンデレラストーリーは夢のまた

残念ながら、お姉さんが望むような男性は結婚相談所やパーティなどに行かなくても近場にいる好みの女性と結婚していることが多いです。婚活市場でそういう男性を望むことは極めて難しいでしょう。
また、もし仮にいたとしても、若くて可愛い人がいる中で射止めるのはやはり難しく、アラフィフで生涯添いとげたいと思わせるのは魅力的な芸能人くらいかもしれません。
シンデレラストーリーは現実では夢のまた夢の出来事であるといっても過言ではないと思います。

年齢を重ねた男性は子供が欲しいと言う理由もあって若い方との出会いを求めます。
45歳を過ぎた男性が、10歳も15歳も若い女性にお申し込みをすることも無謀だと思いますが、彼らもまた夢を見ているのです。
年収が高い男性はなおさら若い方を求める傾向にあるようです。

身の丈に合った出会いが幸せな結婚に繋がる。

お姉さんは自分が望む男性に合う女性でいられているでしょうか?
今まで選ばれていないということはそういった女性になれていないのではないかなと僕は思います。

同じように理想が高く結婚できない男性がいます。
その男性もやはり婚活期間が長く、成婚に至るのがいまだに難しいように見えます。
その男性は見た目が綺麗な人を求めているのですが、彼に選ばれるだけの要素(例えば、年収が高いなど)がないのです。
それでも、挑み続け玉砕し続けていますが、いっこうに曲げようとしません。
自分の好みでない人と結婚したくない、妥協したくない、と思うのもわかります。
恋愛の先に結婚を望むのもわかります。
しかし、結婚は恋愛とは違います。
結婚して好きになり幸せになることだって少なくないのです。
そのことを、彼がわかっているかどうかわかりませんが、どうしても恋愛を楽しみたいという意識からぬけ出せないのです。

理想を追い求めてはいけないわけではありません。
しかし、結婚したいのであれば、自分をよく知り、身の丈に合った方と出会い結婚する方が自分にとって1番の幸せに繋がると思います。
身の丈に合っていない人だと自分に無理をさせてします。自分に無理をさせてしまう相手だと、結婚生活がうまくいかなくなってしまいます。自分に無理させない、ラクでいられる人と出会うことを目標に、婚活をすすめていくといい方向へ行くと思います。
見方を変えることで素晴らしい男性に出会っていけるでしょう。

高望みする姉の意見を尊重してみては?

妹さんが心配するのはわかりますが、高望みするのはお姉さんの自由です。
お姉さんの人生、お姉さんの好きなようにさせてあげてもいいのではないかなと僕は思います。
婚活で苦しんでいるなら助けてあげたい、という気持ちがわくのもわかりますが、このご相談を聞く限り、お姉さんは婚活を苦しいものと捉えていないのではないでしょうか。
本人は意外と前向きに理想の人と結婚したい、と思っているのかもしれません。婚活疲れしたり、後ろ向きになったりしていないと思います。
それに、前向きに理想の結婚をしたいと願い、婚活をしているのならば、もしかしたら、趣味や仕事などが充実しているのかもしれません。
もしそうであるならば、それはそれで幸せだと思います。

前向きに理想の人を追い求めてやってきたのであれば、とことんやり続けていいと思います。
お姉さんは『妥協するくらいなら結婚しない』とも言っています。
その信念は素晴らしいと思います。
その信念を貫く生き方は、ある意味かっこいいですし、最後は後悔しない生き方となっていくと思います。

「妥協するくらいなら結婚しない」と言っているのであれば、結婚しなかったとき老後のことはどうするのか、と具体的に聞いてあげるといいと思います。自分でなんとかできるように今から計画しておくようにアドバイスしてあげたらどうでしょうか。
老人ホームに入るかどうかも本人次第というところがあるかもしれませんが、そういう計画を一緒に考えてあげたらいいと思います。

妹さんたち家族はお姉さんの生き方を見守って、お姉さんを信頼することが大切だと思います。

いかがでしたでしょうか?

妹さんはお姉さんのことを心配していますが、お姉さんからしてみたら余計なお世話なのかもしれません。

お姉さんは『45歳を過ぎた初婚や生別再婚は何か問題がある』と偏見を持ってしまっていますが、その辺から見方を変えていけば素晴らしいパートナーができると思います。
『今更こんな男性と結婚できない』と条件やその人の背景で相手を切り捨てないで、相手をのいいところを少しでも見つけて、出会いを深めていってみても良いのではと思いました。

妹さんや家族はお姉さんのことを、信じてあげてほしいなと思いました。
心配するということは本人を信じてないと同じことだと思います。
お姉さんの行動や言動を見ていたら心配になるのかもしれませんが、そこは『強気な姉のことだから、今後も1人で生きていける』と信じてあげてください。

その上で、姉が弱音を吐いたり、泣きついてきた時に妹として、家族として手を差し伸べてあげていけばいいと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考になれば幸いです。

埼玉 結婚相談所
先生のための婚活ROOM リノマリアージュ
鳥居 剛志