[お悩み相談]交際終了に傷心。心の折れた男性の話。

こんにちは。
さいたまで結婚相談所をしているリノマリアージュ副所長 鳥居剛志です。
リノマリアージュは結婚相談所で出会い交際0日で結婚した元教員妻とバツイチ再婚夫の夫婦でやっています。
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今日は結婚相談所で活動する35歳男性の話です。

彼は活動を始めて1ヶ月が過ぎました。
なかなかうまくいかない中、とある女性とお見合いし、交際につながりました。

交際をはじめて少し経った頃です。
彼から結婚の話をしました。
結婚の話といっても、具体的な話ではなく、結婚のことを少し話を出しただけということでした。
僕はどういう話をしたのか詳細まではわかりませんが、彼は結婚というキーワードを出しただけということなので、結婚についての価値観を聞くなど、当たり障りない会話だったのだと思います。

すると彼女はとても困ってしまったそうです。
彼女からは『まだ結婚するつもりはなく、恋愛がしたい。短期で結婚を決めるのは困る』と言われ、まもなく仮交際終了となりました。

彼はまた振り出しに戻ってしまったことに肩を落とし、婚活そのものが辛いと感じてしまっています。

彼は悩みを相談したいというよりも、心を痛めたことで、この先自分が結婚できるのだろうかと不安になり、どうしていいかわからなくなっているという感じです。

婚活している身からはハテナな彼女の発言

僕は彼には何も落ち度がなかったと思います。彼は結婚を視野に入れて活動しているわけですから、そう言った意識を共有したいという思いになると思います。

なので、最初僕はその女性が、なぜ結婚相談所で活動しているのかわかりませんでした。
彼女は結婚相談所で活動しているのに、結婚するつもりがないとはどういうことなんでしょう。

また、短期で結婚を決めるのは困るとのことですが、結婚相談所では、結婚したい男女が活動しているという前提なので、お見合いから交際、そして成婚まで長くても半年ほどで結果を出すことが多いです。(結婚相談所によって異なることがあります。)

そして、『まだ恋愛したい』とのことですが、彼女の言う恋愛はおそらく世間で言うところの彼氏彼女の関係であるように思えます。
結婚相談所での交際は、結婚を意識した交際になります。
彼女はそういった関係ではなく、時間をかけて相手を知っていって恋愛を楽しんでからこの人!と思う人となら結婚したいと思っているのでは、と感じました。

また頑張ろうと思えるまで

彼女の、結婚相談所で活動しているのに結婚する意識がないということの意味がわからないことを伝えた上で、彼には全くもって気にすることはないと伝えました。

僕は、彼女はまだまだ軽い気持ちでお相手に会っている状態なのに、お相手の思いが重くて、仮交際を終了したいために出た言葉なのではないか、と思いました。

これは誰が悪いとかいうことではないと思います。
ご縁がなかった、タイミングが違ったということです。
ただ、彼女のお断りの理由、「結婚するつもりがない、そう言われても困る」という言葉が、結婚を視野に入れてお見合いを受けてくれたと思って仲を深めたい男性にとって、突き刺さる言葉になってしまったと思います。

彼の心が折れそうになっているのは、自分が選ばれなかったことで、自分を否定されてしまったように感じてしまったからではないかと思います。
『こんな自分では結婚なんてできないのではないか』と自分で自分を否定してしまっていると思います。
しかし、彼が落ち込む理由はないのです。
彼は、彼女と今後うまくいくのではないかと期待し、希望を持っていましたが、その希望が絶たれてしまったことに深く傷ついてしまいました。
そして、「あんなことを言わなければよかった」と自分を責めてしまっていると思いました。

自分を否定し、傷つけ続けてしまうと、自分に自信も持てなくなったり、覇気が無くなったりと後ろ向きになってしまいます。そうすると、うまくいかなくなり、また気分が沈み悪循環になってしまいます。悪循環になる前に、意識を変える必要があります。

彼に、婚活が辛いと思っているのであれば、一度休会することをススメました。
一度休めばスッキリすることもあります。そうすることで『また頑張ろう』とか、お断りされても『ま、いっか』ぐらいに考えられるように気持ちを変えていけることもあります。

そして、仲人に相談することをすすめました。
婚活に疲れた時こそ仲人に相談し、どうしたらいいかアドバイスを受けた方がいいと思います。

彼からの返信。

その後、彼は、彼女にもう少し詳細を聞くことができたようでした。

彼が言うには、彼女が結婚相談所に入会したのは、飲み屋でたまたま居合わせた方に入会を勧められ、とても値段が安かったので、マッチングアプリ感覚で友達と一緒に入会したそうです。
彼女の相談所からは一切説明はなく、細かいことはわからなかったということでした。
結婚相談所がどういうところかわかってもいなかったため、彼から結婚のキーワードが出た際に彼女は『親にも何も言ってないから、わからない』とか『どうしていいかわからない』と困ってしまったということです。

その後、彼女の相談所から正式に仮交際終了の申し出があったときに、彼女の相談所の仲人さんから『彼女はまだ結婚について悩んでいます。だから結婚についての話は避けていただきたかった。人の気持ちをちゃんと考えてください!』と言われたそうです。
彼の相談所の仲人さんも『結婚相談所で活動している中で結婚の話をしないなんてありえない』と猛反発したそうです。

彼は、僕のアドバイスから、自分を否定し負の悪循環に入りかけていると感じたそうです。
彼は、これから仲人さんに相談していこうと考えていますが、月一回電話でのミーティングのみで少し物足りなさを感じているとのことでした。
僕は、仲人さんと相性が合わないのであれば、相談所を変える選択も考えた方が良いのではないかとお伝えしました。

彼は、『今回のことを完全に気にしないようにするということはできないが、休会せずに次に向けてまた頑張っていこう』とおっしゃっていて、少しだけ前を向くことができたようです。

いかがでしたでしょうか?

彼はまだ活動を始めて1ヶ月です。
これからまたいろんなことがあるでしょう。
楽しいこともあれば、また傷つくこともあるかもしれません。
それでも、今回のことをきちんと受け入れ、消化し、次に進もうとした彼は、次に何かあっても乗り越えていけると思います。

現在35歳の彼は、決してゆっくりできる年齢ではありません。
休会しないで頑張るという決断はとてもいいと思います。
けれど、決して頑張りすぎないでほしいです。
彼が結婚に何を求め、自分にとっての幸せがどういうものなのかをよく考え、その上でお相手を選んでいってほしいと僕は感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

参考になれば幸いです。

埼玉 結婚相談所
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鳥居 剛志