お見合い時のお支払いをスマートに受けるには?

婚活中の女です。
初めてお相手とお会いするお見合いで、私の所属する相談所はルールとして男性がお茶代を払うことになっています。
(私としては奢られるのが苦手なので自分の分は自分で出しても全然構わないのですが、ルールとしてそうなっているようです…)
女性側としては払って頂いたら当然お礼を言いますが、どういう感じで言うのが一番スマートでしょうか?
会計時に自分も財布を出して払う意志を見せつつ、払って貰ったらお礼を言う…としたほうが良いのか、
男性のお会計が終わるのを待って『ありがとうございます』と伝えるのが良いのか…
ルールとして決まっていることを知りつつお財布を出して…とやるのもなんだか演技してるみたいですし、かといって後者だと払ってもらって当然と思っているようにも見えるかなと思いまして…
割り勘が気になる理由。
結婚相談所の暗黙のルールとして、お見合い時のお茶代は「男性がお支払いする」っていうことになっています。
僕の個人的な意見としては、『そんなルールはいらなくない?』って思います。
男性が支払いするという感覚はバブル期の頃からなのか、あんまりよく知らないけど、かなり昔の感覚なことは間違いないですよね。
今は女性も稼いでる、むしろ、女性の方が収入が高いなんてこともありますよね。
それに、今日の質問者の方も言ってますが、『割り勘でも全然いいよ』っていう人女性も多くなってます。
割り勘にされたから印象が悪いというは、「お金を払ってほしかった」ってわけではないですよね?
「割り勘にする=人間が小さい」とか
「割り勘にする=けち」などという
自分の中でマイナスなイメージがあるからだと思います。
割り勘に関してだけではありませんが、そういう固定観念みたいなものには注意が必要です。
割り勘にするのは『対等でいたいから』という人もいます。
あるいは、『お互いが気を使わなくていいから』という人もいます。
年収が高かろうが、1億円持っていようが、割り勘にする人はいます。
割り勘にする人は総じてみんな器が小さいみたいに思っていると、本当に素敵な人や自分に合うような人とのご縁を見逃してしまいますよ。
さらに、割り勘にすることを気にすることは、裏を返せば、自分がお金に対して悲観的な見方があって、自分自身がケチだったり器が小さかったりするのです。
割り勘を気にしない人は『割り勘の何がいけないの?』となるわけですね。
ヘタすると割り勘という概念すらないかもしれない。
『割り勘?何それ?』みたいな。
身長が低いことを気にしている人に「チビ」って言えば傷つきますが、身長が低いと思っていない人にいくら「チビ」と言ったところで「で?」ってなる。
何にも響かないんですね。
割り勘を気にする人というのは、『できればお茶代を出したくない』などと打算的な考えがあったりするんです。
しかし、それを表立って認めたくないから『割り勘にするのが普通だよ』なんて常識や当たり前を掲げたりするんですね。
そう考えると僕なんかは『どちらが器が小さいんだろう??』って思ってしまいますね。
「自分が食した分は自分で払う」
これは普通のことですよね。
1人の大人としてお相手と対等に向き合うためには割り勘がどうのとか、そういう視点は必要ないと僕は思います。
2人とも自立した大人ですから、大人として接したらいいと思います。
席を外してお会計する時間を与えてみよう。
ちょっと話はずれてしまいましたが…
今回の質問者の方のお悩みとしては、スマートにお支払いを受ける方法ということでした。
お見合いの場では男性もあたふたした部分というのは見せたくないと思っています。
僕の場合ですが、お見合いが終わりレジに向かうと、ほぼ全員の女性はレジの横に立ちスッと立っている感じでしたね。
店員さんが『○○円です』って言った時に横にソッと寄ってきて、『すみません』って言う感じがほとんどでした。
実は僕はこの件りがいやでしたね。
なぜなら、男性が払うことはルールで決まっていてお互い認知しているわけですよね。
なのに、レジの横で『いいんですか??』なんて言われるとなんて返答していいかわかりませんでしたね。
『今日は大丈夫ですよ〜』
なんて言うしかありませんよね。
女性も男性が支払うのはわかっているわけですから、払ってくれるとわかっていながらも『いいんですか??』って聞くわけです。
そんな出来レースは非常に滑稽な気がしてます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
それはお支払いの前に席を立つのが一番いいのかなと思います。
『ではそろそろ…』ってなったら席を立ちながら『ちょっとかわやへ行ってきてもいいですか?』と席を離れるのです。
(かわやってトイレのことですよ笑)
ファミレスとかだと3番とか言ってましたね。
お客さんが食事している側で『トイレ行きまーす』とは言えないんでしょうね笑
そうすると、あなたがかわやに行っている間にお会計が終わっていて、『では、行きましょう』なんてダンディな感じでドアをスッと開けてくれたりしますよ。
一歩下がってお会計が済むのを待つ。
男性としても、お支払いしている姿というのは見られたくないものです。
『あ、10円?ありますあります。』
『あ、やっぱり1000円からでもいいですか?』
なんてモゴモゴしていたりする姿はカッコ悪いですから。笑
仮にあなたがかわやに行って帰ってきてもまだお会計が済んでいないようなちょっと間抜けな気の利かない男性だった場合は、一歩後ろに下がっていたらそれでいいです。
お財布を出して支払いをするポーズを見せたり、『あ、おいくらですか?』などと聞く必要はありません。
もう一度言いますが、お見合いのお支払いは男性が払うと、漆黒のルール、いや、暗黙のルールがあるわけです。
『おいくらですか?』みたいな出来レースは茶番です。
そんな茶番はちゃぶ台ごとひっくり返してやればいいんです。
星飛雄馬もビックリです。
2回目からのデートからは2人で決めてお支払いをしていくことになるので、2回目からはきちんと『おいくらですか?』とか『お支払いさせてください』などと言っても問題ありません。
そこからは、お支払いはどうしていくのかを2人で考えていけばいいです。
気にするところは割り勘するかどうかじゃない。
そもそも、お支払いをどちらが支払うかってことはなかなか触れにくいところですよね?
なぜでしょう?
先ほども言いましたが、自分が食したものは自分で払うという感覚でいれば、支払いをするときに2人でマゴマゴすることはないのです。
別に「奢られるな」とかそういうことではなくて、どちらが支払ったかなんてことはたいして気にするようなところではないということです。
相手への配慮として『先ほど支払ってもらったからここの支払いは自分がしよう』とか
『この間お見合いでお支払いしてもらったからなんかお菓子を買っていこう』とか気にするべきところはそっちです。
お金を出すことで損したとか得したみたいな、損得勘定で物事をとらえてしまうとそれこそ器がどんどん小さくなっていってしまいます。
もし、割り勘を求められたなら、割り勘にする理由を問うてみてもいいと思います。
自分の中でモヤモヤする気持ちがあるなら、そこはきちんと解消する。
そのためにはお相手に聞くことが一番です。
自分1人で『割り勘なんてありえない・・・』ってブツブツ言いながら夜道を歩いて帰る自分の姿は魅力的とは言えない姿ではないでしょうか?
支払いの時は「席を立つ」もしくは「一歩下がって待つ」これでいいと思います。
さいたま結婚相談所
リノマリアージュ
鳥居 剛志