婚活に自信が持てないときの自分のあげ方

いくらお申し込みしても、いくらお見合いしても、うまくいかないことはよくあります。
そんな何をしてもうまくいかない時期というのは、当然気分も落ち込みます。
『自分はダメなんじゃないか…』そう思ってしまうのも無理はありません。
反省からダメ出しへ。
お申し込みをして返事がないならまだしも、明確にお断りされたときは少なからずショックを受けますよね。
お見合いをしてお断りされたてしまうと、まるで自分が否定されてしまったかのように感じると思います。
「なんでお断りされたのか」とか、「自分の何が行けなかったのか」など、次に活かすために反省をすることもあると思いますが、実はこの反省があなたにとって良くない影響を与えている可能性があります。
その良くない影響というのが「ダメ出し」です。
自分を改善するために反省するのですが、反省というのは、自分の反省点を洗い出す作業から始まります。
これがまさしく「ダメ出し」にあたります。
反省することは悪いことではありませんが、自分を必要以上におとしめてしまうことになり、苦しくなってしまいます。
ダメ出しを感じにくくするには?
ダメ出しに苦しくならないようにするにはどうしたら良いのでしょうかか?
また、ダメ出しそのものを感じにくくするようなことはできないのでしょうか?
ダメ出しを感じにくくするためには「ハードルを下げる」ということがおすすめです。
そもそもダメ出しというのは、誰かに言われたことを自分自身がダメだと思っているために、自分で『ダメ出しされた』と思い込んでしまうものです。
つまり、ダメ出しとしてとらえているのは自分自身だということです。
お見合いでお断りされたときに『話が面白くなかった』と言われてしまったとしても『自分は精一杯話をしたので、それでダメだったのであれば仕方ないな』という風にとらえればダメ出しにはなりませんよね。
もしくは『ダメだったなら次はもっと面白い話を用意してみよう』とか『話がダメなら顔で勝負だ!』というようにとらえればダメ出しでなく、むしろ、『改善ポイントが見つかった』とさえ思えます。
このように見方やとらえ方で大きく変わってきます。
しかし、見方やとらえ方でダメ出しを感じにくくできると言っても、見方やとらえ方はそう簡単に変えられるものでもありません。
だからこそ「ハードルを下げる」が有効なのです。
ハードルの基準を作りましょう。
ダメ出しをするということは、そこにはなんらかの基準があります。
その基準を下回るから『ダメだった』という評価を自分でするわけですね。
このダメ出しに対する基準は高いことが多く、どんな結果に対してもダメと見なしてしまいがちです。
ダメ出しの基準は他の誰でもない自分で決めるものです。
ダメ出しは他の誰かに指摘されて気づくことが多いため、他の誰かが決めているような感覚になることもありますが『これはダメ、これはダメじゃない』と選択してるのは自分ですね。
自分で基準を決められるのならば苦しくならないポイントまで基準を下げればいいのです。
ただ、その基準というものは、実はとても曖昧なイメージによって作られていることが多く、基準そのものがフラフラしていたりします。
基準が感情や感覚に流されてしまうと、その時その時でハードルの位置が変わり「ダメ出しを感じにくくするためにハードルを下げるとしてもコントロールができない」となってしまうのです。
ハードルの位置を下げるために、まずは基準をある程度明確にするところから始めましょう。
明確にするためには書き出すことです。
書き出すことでイメージがより具体的になっていきます。
基準が自分を成長させてくれる。
そして、ダメの基準が出来たら、そのハードルを下げましょう。
『これぐらいでは低すぎないかな?』と思うくらいでちょうどいいです。
例えば、『お見合いのときにお相手への気づかいを3つしてみる』だったり『お見合いのお相手の良いところを3つ発見する』みたいなことでもいいかもしれません。
たとえ「基準はクリアできたけどお断りされてしまった」としても、『自分が今できることはやったので仕方ない』と思うこともできるようになり、ダメ出しに繋がらなくなります。
基準があることで、余計なダメ出しはしなくなりますね。
そして、基準は少しずつ変化させていく方が良いでしょう。
今の基準がなんなくできるようになったらもう少しレベルをあげてみたり、レベルを上げなくても基準の形を変えてみるなど、基準そのものをブラッシュアップしていくことは必要です。
そうして基準を見返し、より良くしていくことが、あなたの成長へとつながっていきます。
最後に・・・。
「ダメ出しと言うのは、自分がダメだと思っているから」とお伝えしましたが、お断りされてしまったお相手からのご意見は自分の反省点であることは間違いありません。
自分が『ダメではない』と思っていても、指摘されたことを反省し改善していく姿勢は必要です。
『自分がダメだと思わないから改善しなくていい』というわけではないということですね。
ただ、お断りされたお相手のご意見というのは、その人の主観であって、他のお見合いのお相手が同じように感じるかどうかはわからないことです。
そうであるならば、お断りされてしまったときは『そう考える人もいる』と受け止め、自分を改善するかどうかを自分で選べばいいだけのことです。
そうして選択し成長していくことで、ダメ出しを感じにくくなっていきますよ。
結婚相談所 リノマリアージュ
鳥居剛志