誰も教えてくれない「結婚生活の送り方」

埼玉結婚相談所 先生の為の婚活ROOM
リノマリアージュ代表カウンセラーの鳥居さとです。

寒さが身にしみる季節になりました。寝る時の寒さ対策として、ユニクロのヒートテック毛布と無印良品の湯たんぽを使っています。とてもぬくぬくとして、よく眠れるのですが、朝、布団から出るのがとてもつらいです。皆さんもそんなこと、ありませんか?

結婚するっていうことは

「結婚生活の送り方」は学校では教えてくれません。親からも具体的に教えてもらうこともないと思います。それを知っているのと、知らないのでは、パートナーシップのあり方が変わってきます。だからこそ、夫婦が、パートナー同士が意識すべき大切なことが二つあります。

1、お互いに男や女の性差による違いを理解すること

男と女では、いろいろなことの捉え方がまるで違います。大事なのは、その特性をわかっていることです。

●恋愛を楽しむ状態を望む男性 結婚を望む女性
彼氏がプロポーズしてくれない!と悩んでいる時、男性は結婚をあまり意識せず、恋人でいることを楽しみたいと思っていることがあります。そんな時は女性から、自分との結婚をイメージさせてあげることが必要です。

●LINEで情報を伝える男性 LINEで気持ちを伝える女性
男性のLINEでのコミュニケーションの取り方は、情報を伝えることです。次のデートの約束など必要最小限なことが多いです。それは、男性は女性と違い、たくさんのことを一度に考えられないからです。仕事の時は、仕事のことだけ考えていたいのです。もし、女性からメッセージがきても、誠実な人ほど時間がある時にちゃんと答えようと思い、後回しにしてしまいます。けれど、女性は、その行為を自分の気持ちをないがしろにされた、と感じてしまいます。

●考えがまとまってから話したい男性 話しながら考える女性
お話をするときに黙ってしまう男性は多いです。それは、考えを深めてから相手に伝えようとしているからです。女性は、とりあえず思っていること、感じたことは話しながら、話題の道筋を考えることができます。

●言葉をそのまま受け取る男性 言葉を裏読みする女性
男性は、「欲しい」といったら本当に欲しいものであるのに対して、女性の「欲しい」はそんなに欲しくないのに言っている場合があります。男性が好意を一生懸命伝えようとしているのに、それってこういうこと?と裏読みしてしまうのが女性です。アナと雪の女王2でアナとクリストフのやり取りでも、そんな感じのシーンがありました。

2、違いをわかった上でコミュニケーションを取り合うこと

夫婦になると、恋人の時とは違い日常を共にすることになります。そんな日常生活のあらゆる場面に応じて、その違いをわかった上でコミュニケーションを取り合うことが大事です。人って、家族や恋人に対して「言わなくてもわかるでしょ?」という謎な力を求めてしまいます。
『言わなくてもわかるだろう』
『言っても聞いてくれないだろう』
とコミュニケーションを取ることを避けると心はどんどんすれ違ってしまいます。お互いの本音がわからなくなってしまいます。
ちょっとしたことでも、伝える、ということをしていきます。けれど、伝えたからと言って相手が変わることを望むとうまくいきません。自分の思いを伝えた上で、相手がどうするのかは任せるのです。
例えば、キッチンの水場を常に綺麗にしておきたい夫が妻にそれをお願いするとします。やっぱり、妻としては責められたような気がしてイラッとしますが、こういう方法でやってほしいと言われればその後、意識し始めます。その姿をみて、夫は「言ってよかった」と思います。夫としては、完璧を望んでいるわけではなく、自分ができることは自分でしようと考えます。その姿をみて、妻は自分のできることはしよう、と思います。
コミュニケーションを取ることで、お互いの思いがわかり、今後、お互い不満をためないでいられることができます。

結婚は素晴らしくておもしろい


男女がすれ違ってしまう原因は、お互い同じ人間なのだから、自分と同じ考えや感じ方を相手もするのが当然であると、何の疑いもなく思い込んでいるところにあります。生まれた場所も育ってきた環境も違うのだから、違って当たり前です。
人間関係の中で、自分と違った人でも良い距離を保てば自分が変わる必要がありません。けれど、結婚する、夫婦になるということは、相手と生活を共にしていく上で違いが出てきた時、お互いが良いと思えることを選んでいかなければなりません。毎日、日常を共にすると決めた人だから、話し合えるはずです。話し合える2人だからパートナーになっています。
自分にないものだから、最初は反発するけれど必ず自分が成長できます。そんな新しいを自分にプラスできる結婚って素晴らしくて、おもしろいのです。

最後に

いかがでしたか?私たちも夫婦で「話し合うこと」を大切にしています。時には〇〇会議と言って、お互いの主張をプレゼンし合います。
時には、雰囲気が悪くなったり拗ねたりいじけたりしますが、お互い納得するまで、時間をかけ答えが出なくても「はい、終わり」ときちんと終わりにするようにしています。
こういったことができるのも夫婦だからこそです。なかなかここまで向き合うにはパワーが必要です。大切な人だから、その意見を取り入れたり、取り入れてもらったりすることで二倍の楽しさが生まれてくるのです。

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