[お悩み相談]無理した婚活?自分に合った婚活の方法とは。

こんにちは。
さいたまで結婚相談所をしているリノマリアージュ副所長 鳥居剛志です。
リノマリアージュは結婚相談所で出会い交際0日で結婚した元教員妻とバツイチ再婚夫の夫婦でやっています。
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今日は大手結婚相談所で婚活している26歳女性の話です。

彼女は、現在婚活を始めて4ヶ月が過ぎました。
活動をはじめた頃は、月に4人、少なくても2人とお見合いしていました。
あまり興味がない人でも、出会いの数を増やすために積極的に会っていました。

彼女の仕事は販売業で、休日は平日です。土日の休みは申請しないと取れません。
お相手の多くは土日がお休みの方が多いため、必然的にお見合いは土日の彼女の仕事終わりになるそうです。
彼女の仕事は月7日休みなので、週6日出勤の時もあり、たくさんの人に会おうとするとスケジューリングが大変で、婚活そのものが疲れてしまうということです。

最近では、月に1人〜2人本当に会いたいなと思える人のみお見合いし、メールのやり取りを数名する程度に抑えているようです。

彼女は現在の活動が精一杯だと思いながらも、停滞気味な感じに焦りを感じています。

彼女は、活動をはじめた頃のように無理をしてでも精力的に活動するべきか、それとも無理なく細々と続けていくか悩んでいます。

条件は目安。様々な出会いと向き合って。

僕は、自分の条件にはまっていない人でも積極的に会っていたのはとてもよかったと思います。
希望する条件に至らないとしても、会ってみたら素敵な人で、成婚に繋がったということはよくあることです。

『こういう人と出会えたらいいな』と理想を持つことはいいことだと思います。そして、それが自分の条件になっていくのだと思います。
しかし、活動していく中で様々な異性と出会い、様々な経験してくと、自分の理想が少しずつ変化していきます。
緩和していくのであれば良いのですが、多くの人は、条件が高くなる傾向にあるようです。
そして、条件に固執しはじめると、出会いそのものを制限してしまったり、自分の理想の人でなければ受け入れないといった壁を作りはじめてしまいます。

条件は一種の目安です。
女性は特に数多くお申し込みを受けますが、何も知らない人からお申し込みをされて、全部受けるわけにはいきません。
自分の希望する年齢や住まいなど、ある程度線引きする基準は必要だと思います。
しかし、そこはあくまでも目安で、何か一つでも惹かれるものがあれば、他の条件はひとまず置いておいて、とりあえず一度会ってみる、そこで前提となる条件と自分の目と感覚で相手とのご縁を判断していくことが大事だと思います。

最初から完璧な人はいない。ご縁は育てていくもの。

彼女のように、自分の希望していない人でも、とりあえず会ってみることは大事です。
ただ、出会いの数だけを求めてしまい、お見合いをすることが作業のようになってしまうと本末転倒です。
出会った人達のご縁を大事にせず、次のお見合いに目を向けてしまい、ちょっと自分の理想と違えばお断りしてしまう…
それでは、いつまでたっても良いご縁に繋がらないと思います。

お相手も人それぞれ一長一短があります。
出会う人が10人いれば、条件も10通りあり、その中で自分の条件に当てはまるお相手を探さないといけません。
自分の求める条件が完全に一致するお相手が現れればいいですが、たいていの人は自分の理想の人に出会うことは難しいように思えます。

良いご縁を繋ぐには、ご縁を大切にして育むという意識が必要だと思います。
条件がいまいちでも、すぐお断りせず、一緒にいて居心地が良いとか、話が合うとか、そういう何かしら引っ掛かるものがあれば、そこから少しずつ関係を育てていったほうがいいです。
条件は考え方、捉え方次第で変えることができると思います。例えば、見た目が気になっていたけれど結婚してから見違えるように若々しくなった男性や、とても可愛らしくなった女性もいます。
逆に、自分の条件をしっかりと定め、その条件を優先して、条件に合った人との出会いだけを求め、条件以外は度外視するというのも、一つの婚活方法だと思います。顔が好みなので、ちょっとしたわがままも気にならない、わかり合おうと努力できる、という方もいらっしゃいました。
どんな場合においても、出会ったその後は、関係を育てていくという作業は必ず必要になります。
どんな出会いにおいても、初めから条件も感覚もピッタリはまって、これからもそれが変わらない人に出会うことは困難だと僕は思います。

まずは、出会いをつなげることです。会ってすぐ運命の人だ!と情熱的にときめくことはありません。ちょっとでも相手の気になる(条件、感覚)を発見したら、出会いをつなげていった方がいいです。そして、出会ったらご縁を育てていくことが成婚へ繋がっていくと思います。

関係はお互いで作っていくもの。無理しない関係を築いていく。

彼女はもう少し自分主導で考えてもいいのではないかと思います。

彼女は、お相手が土日休みだから土日に合わせてお見合いをしています。
しかし、彼女が平日休みであるならば、お相手が平日の仕事終わりにお見合いを組んでもいいわけです。
どうしてもお会いしてみたいような人であれば、少し無理をしてでも土日に設定してもいいかもしれませんが、現時点であまり興味のない人であるならば、彼女のお休みに合わせてもらうか、もしくは、合わせてもらえないのであればお断りするくらいの強気でもいいのではないかと思います。

今後、交際に繋がっていけば、デートしていく日程なども考えておかないといけないと思います。
土日でしか日程が合わないような人だと、交際してからも彼女が日程を調整していかないといけなくなり、今と同様にいずれ疲れてしまいかねません。

交際はお互いがお互いを思ってつむいでいくものです。
彼女が一方的に合わせるものではないと思います。
お互いが無理せず関係を築いていける関係が理想だと思います。

自分の婚活方法を見出すのが結婚への近道

結婚したいのであれば、休みの日は婚活の為に予定を空けておくなど、婚活に集中することが必要だと思います。けれど、彼女は予定を詰め込みすぎていると思いました。

月に1〜2人とお見合いしていくというペースが自分には合っていると気付いたのであれば、そのペースを保っていいと僕は思います。
出会いの数は減りますが、出会いの数よりも、出会いの質に重視してもいいと思うのです。

本当に会いたいと思った人だけと会うようにしていると彼女は言います。
数打つより、そうした自分が惹かれる人と真剣に真正面からお見合いしていくことが本来お見合いのあるべき姿だと思います。

彼女は、婚活をはじめてみて、最初はどれくらい力が注いでいいかわからなかったけれど、活動をしていくうちに自分の活動のペースがわかってきたのだと思います。
活動していく中で、気付くことはたくさんあります。
最初の頃は何もわからずがむしゃらにちょっと無理をして活動していたかもしれませんが、それでは疲れてしまうと気付き、活動をセーブしていきました。
そうして自分と相談して、調整しながら活動し、トライ&エラーで起動修正していくといいと思います。

それが、自分なりの婚活の方法になっていくのではないでしょうか。

ただ、彼女は活動に停滞を感じ焦っています。
確かに活動が減って停滞しているような気がすると、モチベーションが下がり、婚活自体が嫌になってしまうので注意が必要です。
そこは、がんばる期間を決めて、そこまでは集中し、期間が過ぎたら一度休憩するなどと、メリハリをつけて活動することでモチベーションも維持できるのではないかと思います。

婚活の目的は結婚です。
会わないと始まりませんが、闇雲にお見合いをしても疲れてしまいます。
婚活疲れしないように、自分でペースを調整し、また、経験を詰む中で、自己分析したり、条件を修正したりしながら、自分なりの婚活方法を見つけていってほしいと感じました。

いかがでしたでしょうか?

最後に、彼女からのご返信がありました。

彼女は、自分がお相手に合わせ過ぎていたことに気付いたようでした。
自分の条件を今一度見直し、ある程度選別しながら、お相手にも合わせてもらうよう強気になりたいということでした。
停滞していると考えるのではなく、自分のペースを作っていっていると考えるようになり、焦りも少し緩和したようです。

彼女はまだ活動を始めて4ヶ月です。まだまだ発展途上にあると思います。
これからまたいろいろ経験しながら、その都度、考え方、条件などを修正していくことでしょう。

焦るのもわかりますが、少し遠回りでも自分のやり方を確立し、気持ちにも余裕を持って取り組む方が成婚に繋がると思いました。

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鳥居 剛志